4段階注射法(ジオン治療)
4段階注射法(ジオン治療)とは
「4段階注射法」とは内痔核の治療法で、使用する薬の名称から「ジオン治療」「ALTA(アルタ)療法」とも呼ばれます。
内痔核の腫れた部分に薬剤を注射し、痔に流れる血流を減らし、硬化•縮小させる方法です。
1つの内痔核に対して、4つの位置に分けて薬剤の注射を打つことから、「4段階注射法」と呼ばれています。
対象となるのは軽度の内痔核の場合で、痔核の飛び出した部分を指で戻せば引っ込む程度の内痔核、出血を主な症状とした内痔核です。
外来でも行うことができます。詳しくはご相談ください。
方法
・局所麻酔で行います。
・肛門から肛門鏡を入れて、内痔核を観察します。
・内痔核の4つの位置に、注射で薬剤を注入します。
・内痔核全体に薬剤がいきわたるようにマッサージします。
・少し休んでから帰宅します。2〜3日は自宅で安静に過ごします。