アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎とは
肌のバリア機能が弱く、かゆみを伴う湿疹を繰り返すもので、湿疹はかぶれなどが原因ではなく、他の皮膚病でないものをアトピー性皮膚炎といいます。
バリア機能が低下した皮膚は、ちょっとした刺激に敏感になりやすいので、まずはスキンケアが大事です。
子どもに多いアトピー性皮膚炎ですが、大人でも免疫力が下がったときなどに、顔や首を中心にアトピー性皮膚炎があらわれることがあります。また、ひどい手荒れとして症状が出ることも。
子どもの頃に、ひじや膝の後ろに湿疹が出やすかった人が、大人になってストレスでアトピー性皮膚炎を発症することもあります。
治療法
肌のバリア機能の回復を目的として、また炎症やかゆみが強い場合は、軟膏や内服薬による薬物療法を行います。
肌にできるだけ負担をかけないなど、日常生活を見直すことも大切です。
肌の状態がよいときのスキンケア(保湿剤の外用)をしっかりと続け、必要に応じて抗アレルギー剤、漢方薬の飲み薬を服用します。
なかなか治らない方、かゆみの強い方には、紫外線治療(ナローバンドUVB)も併用します。それにより、ステロイド剤の強さを1ランク弱いものに変更することが可能です。
「強い効果のステロイド剤を使っていて副作用が心配」という方におすすめです。
薬と治療法について
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ステロイド軟膏 強く炎症が起こっている部分に1日2回程度、塗ります。比較的強い効果の軟膏を数日塗って炎症を抑えた後に、弱い効果の軟膏に切り替える場合があります。
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内服薬 かゆみを抑えるために抗アレルギー剤や漢方薬を組み合わせます。重度の場合はステロイド内服を用います。
当院で治療を6カ月経過され、効果が不十分な中等度以上の患者さまが対象になります。
2週間に1回の皮下注射治療です。
高額医療制度の対象となります。
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紫外線治療(ナローバンドUVB)→詳しくは
こちらをご覧ください。
※当院では最新機種「ジェイトラック」を導入しております。